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求人の年間休日は有給込み?日数の内訳と応募前に確かめること

求人の年間休日は有給込み?日数の内訳と応募前に確かめること

公開情報と編集部の整理に基づく記事です。広告リンクは掲載していません。

求人の見出しは「年間120日休める」なのに、詳細には「有給休暇を含む」とある。別の求人の「年間休日120日」と同じ条件なのか迷ったら、会社が定める休日と、年次有給休暇を分けて比べてください。合計の数字だけでは、休みの内訳も、自分で日を選べる範囲も分かりません。

見る順番は、休日数の対象期間、数字に含まれる休み、有給休暇の付与時期、取得日の決め方です。この記事では、応募前に表示を読み分け、採用担当者に確認するためのメモを作ります。

年間休日と有給休暇は、同じ欄に足さずに読む

厚生労働省の令和7年就労条件総合調査「主な用語の定義」では、年間休日総数を会社の規則や契約等で労働義務がないとされた日の合計とし、年次有給休暇分は含めていません。年末年始や夏季についても、会社の休日とされている日が対象です。(出典:厚生労働省「令和7年就労条件総合調査・主な用語の定義」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/25/dl/yougo.pdf)

これは同調査での定義です。求人広告の独自の見出しが、すべて同じ意味で使われていると決めず、詳細欄と注記を確かめましょう。「実質」「休暇を含む」「取得推奨日を含む」といった表記があれば、何を合算した数字かを質問する手掛かりになります。

ハローワークの求人情報入力案内も、「休日等」「年次有給休暇」「年間休日数」を別項目で案内しています。比較するときは、このように項目を分けると整理できます。(出典:ハローワークインターネットサービス「求人情報の入力方法について」
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/enterprise/ent_inputmethod03.html)

同じ「120日」でも、確認する内訳は違う

次は数え方を考えるための架空の表示例です。実在企業の求人や、必ずこの日数を休めるという約束を示すものではありません。

表示例 読み取れること まだ確認が必要なこと
年間休日120日、有給休暇は別途 表示上、120日に有給を足していない 対象年度、配属先への適用、休日カレンダー
年間120日休める(所定休日115日+有給取得5日) 120日のうち5日は有給取得を想定 5日の決め方、入社時期による扱い
年間休日・休暇120日以上 見出しだけでは内訳が不明 所定休日、有給、特別休暇それぞれの日数

二行目の例を、所定休日120日と同じ欄へ写すと比較を誤ります。自分のメモでは「会社の休日115日/有給取得の想定5日」と書き分けます。一方、一行目も有給を何日、いつ取得できるかまで確認済みという意味ではありません。

日数が少ない求人を即座に候補から外す前に、必要なのが休日の総数なのか、毎週の曜日固定なのか、連休なのかも整理してください。数が多くても、希望日に休めるかは別の確認になります。

夏休みと有給取得日を、二重に足していないか

「夏季休暇あり」という言葉だけでは、年間休日に含まれる会社の休日なのか、有給を使って休む期間なのか、別枠の特別休暇なのかは分かりません。「年間休日120日+夏休み」と自己流で足さず、カレンダー上の扱いを聞きます。

先ほどの厚生労働省の定義では、年次有給休暇の計画的付与制度は、労使協定により前もって休暇取得日を割り振る制度とされています。有給を使う日が前もって決まっているのか、自分の希望日をどう相談するのかは、勤務先の案内で確認しましょう。

編集部では、休みを「会社が定める休日」「あらかじめ取得日が決まる有給」「希望日を相談する有給」「その他の休暇」に分けてメモする方法を提案します。制度の細かな適用判断を自分だけで行う必要はありません。まず、応募する職場での説明を受けるための区分です。

入社初年度の予定は、年単位の表示と別に確かめる

年度途中の入社なら、会社カレンダー一年分の休日数が、そのまま入社日から年末までの休日日数になるわけではありません。また、有給の付与日数と、その時点で取得できる日数も同じとは限りません。入社予定日を伝えて確認するのが確実です。

ハローワークの入力案内では、原則として6か月継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者への年休付与を説明し、短時間労働者の比例付与にも触れています。自分が入社直後に使えるかどうかは、応募先の前倒し付与の有無なども含めて確かめてください。

すでに必要な通院や家族行事があるなら、「有給がある会社だから大丈夫」で予定を固めず、入社時点で利用できる休暇と相談方法を確認します。必要以上に私生活の事情を広げず、調整が必要な日程を具体的に伝えれば十分です。

採用担当者には、内訳と対象を一度に聞く

質問文例:「求人の『年間120日休める』という記載について確認させてください。年次有給休暇を除いた所定休日は何日で、どの年度の数字でしょうか。夏季・年末年始の休みと、有給取得を想定した日は、それぞれどこに含まれていますか」

入社日が決まっていれば、「○月入社の場合、最初に有給を使える時期と日数も教えてください」と補足します。全社共通の説明なら、希望する雇用形態・配属先にも同じ条件が適用されるかを聞きましょう。

回答後は、求人の記載、口頭の説明、提示された条件を並べ、不明な部分を残します。休日の日数とは別に、土日の予定を合わせたいなら、販売職で休みが合わないときの働き方の整理も参考になります。まずは気になる二つの求人を、同じ内訳の欄で比べてください。

公開資料の確認日:2026年10月25日。表示例・比較方法・質問文は編集部の提案です。個別求人の適法性を判定する記事ではありません。

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